「女性は男性と同じように働いちゃいけない。」のFacebookシェアで、38,000いいね!
オフィス『仁』を主宰してます、マーケティングスペシャリスト 井手 仁(いでじん)です。
Facebookで起きた、38,000いいね、2,600シェアの記事
「女性は男性と同じように働いちゃいけない。」という、東大脳育成コーチ・谷亜由未さんのアメブロ記事がスゴイことになっています!
「女性は男性と同じように働いちゃいけない。」の記事、アメブロのアクセスで19万とか。
それだけなら、「スゴイですね」で終わるのですけれども、
「女性は男性と同じように働いちゃいけない。」をFacebookで、ボクのクライアントさんが2014年8月31日にシェアしたら。。。。。
今、9月3日午前7時30分現在、「いいね」が38,843、シェア2,632件という、とんでもないことになっています。
そして、更に伸びています。
ホームページも爆発
そして、クライアントさんのホームページも爆発しています。
これを見てください。
8月31日まで、100にも満たない1日のアクセス数のホームページでした。
なにか手を打たないと、これから先アクセスの伸びを期待できないなぁ~、とクライアントさんと話をしていた状況でした。
ところが状況が一転したのです。
Facebookで記事で、谷亜由美さんのアメブロ記事をシェアした日に、ホームページのアクセスが2,000を超えました!
今までの20倍のアクセスがたった一日でできちゃったんです。
そして、翌日Facebookの「いいね」が30,000を超えました。
その影響で、ホームページへのアクセスが、1日で9,028まで伸びています。
ホームページのアクセスが1日で20倍、たった1日100アクセスだったホームページのアクセスが2日後には9,028アクセスとなんと90倍のアクセスを獲得しているのです。
いかにFacebookの影響がスゴイのか、また「いいね」や「シェア」といった口コミがスゴイのかを物語っています。
さらに、その翌日の9月3日は7時間と40分で、すでに1300アクセスまで伸びています。
今日、9月3日はどこまでアクセスが伸びるのか、興味津々です。
バズ・マーケティングのすごさ
以上のことから分かることは、
Facebookのように数千万人が登録してアクティブユーザが多いSNSなどで、一旦口コミが始まると、誰かれ関係なく「いいね」や「シェア」という行動に釣られてどんどん拡散するという現実がよく分かる例です。
「バズマーケティング」なんていう呼称がつけられています。
Buzzという言葉の意味は、
ざわめき、羽音、下馬評、蜚語、風聞、巷談、デマ、人伝、伝言、言伝
なんて翻訳されます。
ここでは、バズ=BUZZとは、口コミのことです。
近年、SNSを活用して自然発生的に起きる「口コミ」を上手く使うことにより、この「バズ・マーケティング」の手法が取られています。
しかし、これを意図的に起こしていくも可能なのですけれども、どこかでバレてしまうということが必ず起きるので、あくまで偶発的に起きた「口コミ」を最大限に利用して、マーケティングに活用することが必須ですね。
口コミが起きた原因をさぐる
この原因、なぜこんな数字が出てきたのかを調べています。
しかし、本当の根本の原因が出てこないんです。
通常であれば、「Yahoo!の1ページ目にリンクが貼られた。」とか「少なくともアメブロのニュースで流れた」など、影響力のあるメディアでリンクされたというのがあって初めて達成される数字です。
ところが、いろいろと調べた結果、どうもそんな気配がないのです。
例えば、Yahoo!で、「女性は男性と同じように働いちゃいけない。」を検索してみると、9百万件の1位が作者の谷亜由美さんの記事なんです。
Yahoo!のニュースで取り上げられたとか、アメブロなどのメディアで取り上げられたのであれば、この検索結果に反映するのが一般的です。
今回は、これもありません。
シェアされているのも、一般的なブログやSNSなどです。
以上のことから、推計するとやっぱり自然発生的な「バズ」ではないかと考えられます。
いわゆる「口コミ」ですね。
単に「口コミ」だけでここまで拡散された事例は、いままで見たことがありません。
たったひとつの記事で、こんなことが起きるインターネットやSNSの世界って、やっぱり旧態依然とした歴史のある会社の役員さんにはわかりづらいでしょうね!
また、原因がつかめたらこちらで記事にします。